『内部SEO』がSEO対策の基本である

内部SEOは、どのホームページでも必要になるSEO対策の基本です。

内部SEOは、単純に「閲覧者が求める情報を判りやすく掲載すること」と言えます。ですが、この内部SEOは最低限のSEO対策と言えるかもしれません。

ライバルサイトの多いSEOワードの場合は、ライバルサイト以上に閲覧者から評価を得卯必要があります。

内部改善が継続されていないホームページは徐々に検索順位が下がります。SEO対策を始めるのであれば外部対策の前に内部改善から始めてください。

内部改善とは『閲覧者を満足させるページ作り』である

内部改善とは具体的にどのようなことをすれば良いのでしょう。それは、ホームページに訪れた「閲覧者を満足させる」ことにあります。

SEOとは、ホームページのアクセス数を増やすために検索結果ページで上位出現させるために対策を行うことですが、そのために閲覧者を満足させる必要があるのです。

これは、検索順位を決定する検索エンジンが、上位表示するに相応しいホームページであるかを「閲覧者の満足度」で評価しているためです。

「SEOとは閲覧者を高いレベルで満足させること」

とてもシンプルなことですが、このことを忘れてSEO対策を行っても「SEO効果が得られない」ことや、悪い場合は「ペナルティーを誘発する」こともあります。

掲載内容の評価で『基礎順位が決まる』

検索順位を決定する大きな要因は「掲載内容の評価」にあります。

この「掲載内容」をGoogle検索エンジンが評価して基礎順位が決定されます。その基礎順位から「他サイトからのリンク」や「閲覧者の反応」などの外部要因が加点減点され最終的な検索順位が決定されます。

そのため、内部改善を怠ってリンクやトラフィックなどの外部SEOを行っても上位表示は難しいものとなります。

ここでも、SEO対策の基本がコンテンツSEOであることと言えます。

最低限やっておきたい内部改善①『ヘッダー情報』

ヘッダーエリアで記述されるページタイトルやメタタグは、Googleなどの検索結果ページで使用されます。そのため、検索ユーザーのクリック率・アクセス数に大きく影響します。

ページタイトルやメタタグなどのヘッダー情報は、ページの内容を簡潔に表すことがセオリーですが、検索ユーザーにとって魅力的でなければ、いくら高い検索順位であってもクリックされることはなく、クリックされることのないページは、いずれ検索順位を落とすことになります。

最低限やっておきたい内部改善②『ファーストビューエリア』

ファーストビューエリア」とは、ページを開いたときにスクロールしなくてもモニターに表示される部分です。

閲覧者は検索結果ページからホームページに訪れ、ページのファーストビューエリアを一見し、そのページに滞在するか、それとも検索結果ページに戻るかを瞬間的に判断します。

ファーストビューエリアは、閲覧者がそのページに滞在するか否かを判断する大切なエリアです。ファーストビューエリアでは、「そのページで問題が解決できることを瞬間的に判断してもらうこと」が検索順位アップのポイントです。

最低限やっておきたい内部改善③『コンテンツのボリュームとオリジナリティー』

掲載コンテンツで、閲覧者を満足させることが大切ですが、それに伴ってコンテンツボリュームも意識する必要があります。

Googleは、閲覧者の満足度をページの滞在時間でも測っています。そのためコンテンツボリュームを増やして滞在時間を延ばすことも必要になります。

滞在時間では、1ページ内で長時間滞在させるだけでなく、閲覧者を次のページに進ませることでもサイト滞在時間としてSEO評価を受けることができます。

メンテナンスを継続することが大切

Googleはページのメンテナンス状況も監視しています。

検索エンジンは古い情報を敬遠する傾向にあります。普遍的な情報を掲載するページでは更新が難しい場合があることも確かですが、定期的にメンテナンスを継続していることをアピールすることが大切です。

その結果として、検索エンジンのクローリング頻度を高めSEO対策の効果を早期に確認することができるようになるメリットもあります。