GoogleやYahoo!などの検索サイトが紹介したくなるホームページとは「閲覧者を満足させることができるホームページ」です。

検索エンジンは「検索ユーザーが求める最適の情報を提供すること」をコンセプトに運営を行っています。そのため、検索ユーザーの問題を解決することができないホームページは検索結果ページで紹介されることはありません。

『近くの美味しいラーメン屋さん』と検索した時に、どんなホームページを紹介して欲しいと思いますか?
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そうです。今、あなたが想像したホームページがGoogle検索エンジンが紹介したいと思うホームページなのです。
決して、製麺工場のホームページでも遠くのラーメン屋さんのホームページでもなく、近くの評判の良いラーメン屋さんなのだと思います。
「どんなメニューがあるか」、「場所はどこか?」、「評価はどうか?」など、検索ユーザーが知りたいと思う情報が掲載されていることが検索結果ページに表示される最低条件なのです。

検索エンジンは、閲覧者が求める情報を想定して、その情報が掲載されているホームページを紹介します。

これが、Googleなどの検索サイトの基本コンセプトです。長文になりましたが、これがホワイトSEOを継続するとても大切な概念です。

検索順位の決定は相対評価で決まる[検索エンジン]

どんなSEO対策が必要なのでしょう?

それは、ライバルサイト以上です。

SEO対策の難しさは、SEO対策自体の難しさよりも、ライバルサイト以上のSEO対策を実施する労力や時間にあります。

上位表示を狙っているSEOワードで上位表示するなら、どれだけのSEO対策が必要なのかを調べてみるのも有効です。

ライバルサイトが強豪揃いなら、場合によってはライバルサイトの少ないSEOワードに変更するのも1つの手段です。

検索エンジンは閲覧者の満足度を監視している

SEO対策の代表的として「掲載内容の評価改善(コンテンツSEO)」・「他サイトからの評価改善(リンクSEO)」が検索順位の決定に大きく影響してきましたが、昨今では「閲覧者からの評価改善(トラフィックSEO)」の検索順位に与える影響が大きくなっています。

そのため、今後は閲覧者の満足度を高めることに重点を置いたSEO対策が重要なポイントになることが予想されます。

検索順位を決定するルール(検索アルゴリズム)は変化する

検索順位の決定ルールである検索アルゴリズムは定期的にバージョンアップを行います。これは、検索サイトがより良いホームページを紹介することを目的にしているため、その精度を高めるためのバージョンアップが行われます。

検索サイトで紹介されたホームページに目的の情報が掲載されていなくて、すぐに元の検索結果ページに戻ることが少なからずあるのではないでしょうか。
このようにクリックして進んだ先のページから元のページに戻ることを「直帰」と言い、検索サイトがホームページの評価を下げる閲覧者の行動の1つです。なぜなら、紹介したホームページに満足してもらえなかったと判断するからです。
このような「直帰」を少しでも減らすためにバージョンアップが定期的に実行されています。

そのため、以前は有効だったSEO対策がバージョンアップ以降は無効になったり、SEO効果の度合いが変化したり、さらにはペナルティーを誘発するSEO対策になってしまうこともあります。

そのペナルティーを生むSEO対策の代表に「リンク」があります。2010年頃はどんなリンクでも数を多く集めることで上位表示できる時代でしたが、“ペンギンアップデート”と言われる大型のアップデートの発動以降、数に物を言わすリンクSEOは終焉を迎え、闇雲にリンクを集めた多くのホームページがペナルティーを受ける結果になりました。

SEO対策は、最新情報を得ることも大切ですが、リンクの数を闇雲に増やしたり、SEOワードを無理に詰め込むなどの小手先のSEO対策は行わず、閲覧者を満足させることを意識して、変化する検索アルゴリズムに振り回されることなくSEO対策を継続することが大切です。

もちろん、今でもSEOワードを含んだ閲覧者のためになるコンテンツや、利用価値のあるクリックされているリンクには大きなSEO効果が期待できます。

Google検索エンジンへのSEO対策を優先しましょう。